除外?復活?オリンピックにおける野球競技

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あまりにも、趣味が多様化しすぎてしまった

せいでしょうか。

スポーツと言えば、国技と言えば、という

問いに対し、「野球!」とすぐさま答える

ひとは減っている気がします。

それでも、野球は日本で代表的なスポーツ

ひとつであり、世界大会があれば活躍できると

思っている野球ファンや日本人は多いでしょう。

そこで、もっとも有名な世界大会であるオリンピックで、野球が採用と不採用とを繰り返してきた歴史を振り返ってみましょう。

歴代オリンピックの野球の有無

オリンピックで初めて野球が選ばれたのは、1984年のロサンゼルスオリンピックです。

この頃は、まだアマチュア選手しか出場することはできませんでした。

今でこそ、テニスで錦織圭選手が出場したり、野球で日本のプロ野球選手がペナントレースを休んでまで出場したりしています。しかし、こと選手に関してはジミだったのです。

ちょうど1984年のロサンゼルスオリンピックで、当時のIOC(国際オリンピック委員会)の会長だったサマランチが商業主義を取り始めてから、ずいぶんとオリンピックの性質が変わっていきました。

ちなみに、このロサンゼルスオリンピックから、2008年の北京オリンピックまで、野球が競技として採用されていました。

これまでの日本のメダルの数は5個。金メダルは、はじめて野球がオリンピック競技として採用されたロサンゼルスオリンピックだけです。

WBCで日本が優勝したシーンは頭に焼きついていますが、さすがにリアルタイムで日本代表が野球で金メダルを獲ったところは目にしていません。

だからこそ、野球がオリンピックから除外されたショックは大きいものでした。

なぜ除外?復活?

2012年のロンドンオリンピックから、野球は除外されてしまいました。

オリンピック憲章というのがあり、競技として資格のあるスポーツは定められています。野球はこれを満たしているのです。それでも、野球はオリンピック競技から除外されました。なぜでしょう。

最初に述べましたように、オリンピックを運営するのはIOCです。その会長の意向というのが反映されるのが、オリンピックなのです。

オリンピックにはさまざまなひとが関わっています。政府であり、スポンサー企業であり、各スポーツの国際連盟であったり、さまざまです。

野球がIOCが考えるスポーツのあり方に否定的であったとまでは言えません。しかし、アメリカ合衆国で行われている大リーグが、国際野球連盟よりも強すぎることも事実です。

1つの国際組織のもとに、野球が管理されていないのです。サッカーやテニス、水泳といった競技との違いが、ここにあると言ってもいいでしょう。野球がオリンピックから除外されたのは、致し方ないことだったのかもしれません。

3回連続で野球がオリンピックから消えて、オリンピックに物足りないものを感じていました。しかし、2020年の東京オリンピックで野球が復活します。

日本のお家芸だったからこそ、東京オリンピックで復活できたのでしょう。それでも、復活はギリギリのところで決まりました。ボーダーラインにある7つの競技から、投票で採用するスポーツが決まりました。

まとめ

東京オリンピックでは野球を見ることができる、それだけでもオリンピックへの期待、メダルへの期待は高まります。

しかし、東京オリンピックの次の大会で野球が再び除外されることだってありえます。

オリンピックを開催する国が、日本のように野球をぜひともやりたいと考えるとは限らないからです。

野球の今後を考えるのは、次の世代、つまりいまの野球少年であったり野球青年たちでしょう。

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