ラグビー日本代表のワールドカップにおける過去の戦績一覧

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2019年9月に開催されるラグビーワールドカップ日本大会。

地元日本での開催という事もあって、日々盛り上がってきています。

日本代表も前回のイングランド大会で強豪南アフリカ代表に勝利し大金星を挙げるなど、目標とするベスト8進出に向けて、ますます期待に胸がふくらむ所です。

そこで今回はラグビーワールドカップにおけるこれまでの日本代表の戦績を振り返る事にしましょう。

苦闘する日本代表

〇第1回大会(1987年)(開催国:ニュージーランド、オーストラリア)

●18-21 アメリカ
● 7-60 イングランド
●23-42 オーストラリア

岡仁詩監督が急遽辞任した事を受けて、共に岡監督の同志社大学の教え子である、宮地克実監督・林敏之主将の体制で大会に臨んだ日本代表。

予選のない招待という形での参加となりましたが、現実は思いの外厳しく、優勢が予想されたアメリカ戦もトライ数で並んだ(3-3)ものの、コンバージョンゴール(トライ後に与えられるゴール)の精度の差で敗戦。

強豪のイングランド、オーストラリアには力の差を思い知らされる事になり、結果的に3戦全敗で予選敗退となりました。

大会結果:予選敗退(3戦全敗)

優勝国:ニュージーランド

〇第2回大会(1991年)(開催国:イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス)

● 9-47 スコットランド
●16-32 アイルランド
○52- 8 ジンバブエ

アジア太平洋地区予選を勝ち抜いて本大会に進んだ日本。

1989年から代表を率いてきた宿澤広朗監督・平尾誠二主将の体制で望んだこの大会。

初戦は優勝候補の一角にも挙げられていた強敵スコットランド。

前半は9-17の接戦に持ち込んだものの、結果は9対47で敗戦。

しかしこの試合で手応えを掴んだ日本代表は、中3日で臨んだ続くアイルランド戦で、16-32という点差以上に接戦を演じ、次戦に期待を抱かせることになりました。

最終戦のジンバブエ戦ではこの大会でチーム最多となる1試合9トライを奪い、52-8のスコアで快勝。

記念すべきワールドカップ初勝利を挙げる事になったのです。

大会結果:予選敗退(1勝2敗)

優勝国:オーストラリア

〇第3回大会(1995年)(開催国:南アフリカ)

●10-57  ウェールズ
●28-50  アイルランド
●17- 145 ニュージーランド

小藪修監督・薫田真広主将体制で臨んだこの大会。

結果的には不名誉な大会記録を残す事になった大会となりました。

ワールドカップ直前に行われたルーマニアとのテストマッチ(各国のフル代表同士が公式に対戦する国際試合)で50-0と快勝し、本番でも活躍を期待された日本でしたが、初戦のウェールズ戦では見せ場なく10-57で完敗。

2戦目のアイルランド戦は前半を14-19で折り返すなど善戦。

後半は開始時からスコアを引き離されたものの、SO平尾誠二がトライを奪って21-26と5点差に追い上げるなど期待を抱かせましたが健闘もここまで。

アイルランドは落ち着いた試合運びで得点を重ね、28-50で試合終了となりました。

そして最終戦のニュージーランド戦。

その漆黒のジャージから〝オールブラックス〟のニックネームでおなじみの世界最強を誇るニュージーランドですが、日本戦もその実力をいかんなく発揮。

ニュージーランドは控え中心のメンバーながら、終始日本を圧倒しました。

結局日本は17-145という歴史的大敗を喫しました。

大会結果:予選敗退(3戦全敗)

優勝国:南アフリカ

〇第4回大会(1999年)(開催国:イングランド、スコットランド、ウェールズ、アイルランド、フランス)

● 9-43 サモア
●15-64 ウェールズ
●12-33 アルゼンチン

平尾誠二監督のもと、アンドリュー・マコーミックを初の外国出身主将に迎えて、立て直しを図った日本代表。

大会前のパシフィックリム選手権ではサモアに初めて勝利するなど初優勝を飾ったが、本大会でのサモアは見違える動きを見せ、激しいアタックで日本を圧倒。

日本は9-43で敗れました。

続くウェールズ戦ではCTB元木由記雄が果敢なタックルで奪い取ったボールをWTB大畑大介が見事なトライを決めて追撃したたものの15-64で完敗。

最後のアルゼンチン戦も12-33のノートライでの敗戦を喫し3連敗。

2018年現在日本代表監督を務めているジェイミー・ジョセフなど有力外国人選手の加入によりチーム強化を図ったものの結果を残す事はできませんでした。

大会結果:予選敗退(3戦全敗)

優勝国:オーストラリア

〇第5回大会(2003年)(開催国:オーストラリア)

●11-32 スコットランド
●13-41 フィジー
●29-51 フランス
●26-39 アメリカ

今大会は向井昭吾監督、箕内拓郎主将の体制で臨んだ日本代表。

初戦のスコットランド戦では前半、スコットランドに2トライを奪われるも、堅い防御でスコットランドの激しい攻撃に対抗。

SO廣瀬佳司の2ペナルティゴールなどで前半を6-15で折り返した。

迎えた後半、廣瀬に代わって投入されたSOアンドリュー・ミラーのアタックから敵陣に攻め込み、バックス陣の巧みなアタックでスコットランドの防御を崩し、最後はWTB小野澤宏時がトライを奪い、一時は4点差にまで追い上げた。

結局日本は終盤、積極的なアタックが裏目に出て、ミスからトライを立て続けに奪われ11-32で敗れました。

続く第2戦。

強豪フランス相手に一時は19-20と1点差にまで迫るなど、最後は最終的に29-51で敗れたものの、バックス陣の積極的なアタックは観客からも称賛を浴びました。

しかし、フィジー戦はフランス戦から中4日、続くアメリカ戦はさらに中3日と短期間で試合に臨まねばならない日程もあり、体格や体力の面で劣る日本にとっては厳しい戦いが続きました。

結果としてフィジーとアメリカにも敗れ、好ゲームを繰り広げたものの、4戦全敗に終わったのでした。

大会結果:予選敗退(4戦全敗)

優勝国:イングランド

〇第6回大会(2007年)(開催国:スコットランド、ウェールズ、フランス)

● 3-91 オーストラリア
●31-35 フィジー
●18-72 ウェールズ
△12-12 カナダ

オールブラックスのWTBとして一時代を築いたジョン・カーワンをヘッドコーチに迎えた日本代表。

引き続き箕内拓郎主将がチームを牽引した。

初戦のオーストラリアには3-91と大敗。

続くフィジー戦には必勝を期したものの、フィジーの巧みなアタックに翻弄され次々とトライを失う。

終盤に激しく追い上げたが惜しくも届かず31-35と僅差で敗れました。

ウェールズにも18-72とまたしても大敗。

そして最後のカナダ戦は後半ロスタイムにCTB平浩二のトライと大西将太郎のコンバージョンゴールで12-12の同点に追いつき何とか引き分けに持ち込みました。

大会結果:予選敗退(3敗1分)

優勝国:南アフリカ

〇第7回大会(2011年)(開催国:ニュージーランド)

●21-47 フランス
● 7-83 ニュージーランド
●18-31 トンガ
△23-23 カナダ

ジョン・カーワンヘッドコーチが前回大会に引き続き続投。

主将は新たに菊谷崇が務める事となった日本代表。

予選初戦のフランス戦では後半に一時4点差にまで迫ったものの、最後は力の差を見せつけられて21-47と敗戦。

前回の歴史的大敗の雪辱を期して臨んだ2戦目のニュージーランド戦も7-83でまたもや大敗。

そして3戦目のトンガ戦も終始リードを許す展開で18-31で3連敗となりました。

最終戦のカナダ戦は、前回大会とは逆に同点に追いつかれて23-23で試合終了。

前回大会同様、不満の残る結果に終わったのでした。

大会結果:予選敗退(3敗1分)

優勝国:ニュージーランド

ブライトンの奇跡

〇第8回大会(2015年)(開催国:イングランド)

○34-32 南アフリカ
●10-45 スコットランド
○26- 5 サモア
○28-18 アメリカ

ヘッドコーチには2007年の第6回大会でチームアドバイザーとして南アフリカの世界一に大きく貢献したエディー・ジョーンズが新たに就任。

主将にはリーチ・マイケルが就任するなど、顔ぶれを大幅に刷新して迎えたこの大会。

初戦の南アフリカ戦は英国の大手ブックメーカーが日本勝利の倍率を34倍、南アフリカ勝利の倍率を1倍としていたほどで、誰もが南アフリカの優勢は揺るがないと思われていた試合でした。

そして迎えた本番。

FB五郎丸歩のペナルティゴールで日本が先制するなどして、前半を10-12で終了。

南アフリカがトライを奪って主導権を握ろうとするも、FB五郎丸がペナルティゴールを確実に決めて、粘り強く接戦に持ち込みました。

そして後半ロスタイム。

NO8アマナキ・レレイ・マフィからパスを受けたWTBカーン・ヘスケスがインゴール左隅に飛び込みトライ!そしてノーサイド。

ワールドカップで勝利を挙げたのは24年ぶりの事でしたが、この勝利は試合が行われたスタジアムの名を取って〝ブライトンの奇跡〟と呼ばれる歴史的な勝利となったのでした。

結果的に惜しくもサモア、アメリカには勝利したものの、スコットランドに敗れて残念ながら決勝ラウンド進出はなりませんでしたが、日本ラグビーの歴史を大きく変える事となった南アフリカ戦の勝利は今後のラグビー日本代表に大きな期待を抱かせるものとなりました。

大会結果:予選敗退(3勝1敗)

優勝国:ニュージーランド

ま と め

かつてはニュージーランドに17-145で敗れるなど、世界の強豪国との力の差をまざまざと見せつけられる事の多かったラグビー日本代表ですが、近年は日本人の特性を活かしたトレーニングや戦術を導入する事で少しずつチームの強化が図られてきています。

また〝ブライトンの奇跡〟の様な活躍もファンの皆さんの応援があってこそです。

またワールドカップでの日本代表の活躍に期待したいところです。

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