闇だらけ!過去の相撲協会のおかしい対応はもはや国際問題レベルだった

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このところ相撲協会は不祥事続きです。

日馬富士の暴行事件にはじまり、

春日野部屋での暴行事件から端を発した

訴訟問題と立て続けに起こっています。

せっかく日本人横綱の誕生で

相撲人気も回復してきた途中だったのに、

そのムードもしぼんできたようです。

そこで、最近の相撲協会の不祥事をまとめてみましょう。

<追記>「女性は土俵から降りてください」アナウンス事件をまとめた記事を公開しました。併せてご覧ください。

「女性の方は土俵から下りてください」アナウンス事件にまつわるニュースまとめ。またこれに関連して土俵の女人禁制の由来と女人禁制によって起こった過去の問題についても取り上げました。事実を紐解くと「伝統って何だろう」と考えさせられます。

白鵬がモンゴル国籍のまま親方になれない!?

白鵬と言えば、優勝回数が歴代最多となる40回を誇る大横綱です。

白鵬が近年稀に見る強豪横綱なのは、誰も異論はないでしょう。

そんな成績抜群の横綱が、モンゴル国籍のまま年寄になりたいという思いがありました。

父親はモンゴル相撲の英雄で、少しルールを習っただけでレスリングでオリンピック銀メダルを獲った伝説の人物です。

父親もそして白鵬も、モンゴル国籍を捨てるのは避けたかったでしょう。しかし日本相撲協会は、日本国籍がないと親方になれないの一点張り。

もともと、ハワイ出身の高見山が親方株を取得するまで、外国人力士が親方株をもつことについてのルールはまったくなかったのです。

あまり精査されなかったルールが現在も適用されているというのが実情です。

一代年寄も例外的なルールであるのだから、白鵬がモンゴル国籍のまま一代限りの年寄りになるのに障害はないように感じます。

日馬富士暴行事件

横綱の日馬富士が、平幕の貴ノ岩に暴行を働いた事件が起きました。

かつて時津風親方(元幕内双津竜)が弟子を暴行で死なせたこともあって、暴行事件については厳しい対応が求められました。

ところが事件が起こってからそれが発覚・解決するまで時間がかかりました。

原因はわかりません。貴ノ岩が正直に師匠の貴乃花親方に話さなかったから長引いたという見方もできます。

貴乃花親方の対応が不十分だったから長引いたというのも一因かもしれません。ただ貴乃花親方の理事解任は行き過ぎた判断だという見方にも一理あります。

話がこじれてしまった原因はどこにあるのでしょう。

相撲協会が、旧来の力士自身が運営する組織から、現代的なコンプライアンスを求められる法人団体に移り変わりつつあるというのが、話をややこしくしてしまったのでしょう。

部屋の親方と言えば、相撲取りを弟子にもつ一家の主(あるじ)です。この主に対して、相撲協会理事長でも命令する権限はなかったという歴史的背景があります。

貴乃花親方にしてみれば、全力士を統括する巡業部長である前に、まず貴乃花部屋の主だったのでしょう。

他方、日本相撲協会は現代的な組織に移行しつつあります。親方に対して何の権限をもたないという旧来のやり方は、法人組織として相応しくないということなのでしょう。

とはいえまだ過渡期、もう少し柔軟な対応ができなかったのでしょうか。

春日野部屋暴行事件

こちらは春日野部屋の力士による弟弟子への暴行を発端とする訴訟について、相撲協会に報告しなかった問題です。

春日野親方(元関脇栃乃和歌)は報告する必要がなかったと言っていますが、これもさきほどの貴乃花親方と同じ問題が潜んでいます。

春日野親方も春日野部屋の主であり、報告しなかったというのはまさに旧来の相撲部屋の慣習に則っていたわけです。

ところが貴乃花親方は理事を解任され、春日野親方はお咎めなし。不公平だと感じるひとが多いのもうなずけます。

八角理事長と貴乃花親方の権力争いという見方もありますが、相撲協会に闇を感じる要素が少なからずあったのは否めません。

 

まとめ

2011年の八百長事件のときもそうでしたが、不祥事というのは連続して生じるものだと実感しました。

ただ八百長事件のときは、放駒理事長(元大関魁傑)という非常にリーダーシップの強いトップがいたからこそ難局を乗り切りました。

放駒理事長の対応にも批判はありましたが、彼がいなければ間違いなく相撲協会は潰れていたでしょう。

いまの理事長は八角親方(元横綱北勝海)。彼の主張というのはあまり見えてきません。相撲協会の混乱は、この辺りに原因があるのかもしれません。

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