相撲協会理事長選とは?

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日馬富士の貴ノ岩への暴行騒動で伊勢ヶ濱親方(元横綱旭富士)と、貴乃花親方の2名が理事を辞職・解任となってしまい、日本相撲協会は大騒動になりました。

この騒動が冷めやらないうちに、2月に理事長選挙が行われます。

理事長は日本相撲協会のトップのことですが、日本相撲協会とはいったいどういう組織なのでしょうか?

今回はこのテーマとともに、理事長が選出されるまでのプロセスについて、お話ししたいと思います。

相撲協会とは?

1年に6場所15日間、夕方にNHK総合で大相撲中継が流されていますよね。

この相撲の取り組みを興行しているのが、日本相撲協会です。大相撲の興行を取りしきる組織は、江戸時代からありました。

しかし、相撲協会という名前が使われだしたのは、大正の終わり、1925年のことです。

昔は江戸相撲と大坂相撲という東西に大相撲を興行する組織がありましたが、それが合併されたのも同じ時期です。

いまのように理事長が親方になったのは第二次世界大戦が終わりかけの頃で、その時の理事長は藤島親方(元横綱常の花)でした。

理事長選はいつ行われる?

理事長が選出される前に、理事の選挙が行われます。理事というのは、相撲協会の幹部のことですね。

理事選は2年に1度行われ、今年2018年は2月2日に実施されました。投票権があるのは、親方と現役力士2名です。投票により10名の理事が選出されたあとに、理事の互選によって理事長が選ばれます。

いまの理事長は八角親方(元横綱北勝海)で、まだ1期目です。この八角親方の対抗馬が貴乃花親方で、前回2016年の理事長選のときも出馬しました。

けれども投票によって、当時理事長代行だった八角親方が、理事長に選任されました。

2018年2月の相撲協会理事選まとめ

2月2日に理事選が行われました。

理事の枠は10ですので、立候補者が10ならば、無投票で理事に選任されます。今回の理事選は11名が立候補しました。

通常、一門と呼ばれる仲間うちの親方の集まりの中で、立候補者が決められます。ですので、どのくらいの票が得られれば理事に選出されるのか、おおよそ予想がつきます。

貴乃花一門は11名しかいないにも関わらず貴乃花親方を含む2名が立候補する形になりました。

9票が理事当選ラインと言われていますから、どう考えても貴乃花一門から2人立候補するのは、無茶な話です。貴乃花親方に勝算があったかどうかはわかりません。

貴乃花親方の息子が、高砂一門の陣幕親方(元幕内富士乃真)の娘と結婚しているから、貴乃花親方に投票するのではという見方もありました。また貴乃花一門外でも貴乃花親方のシンパがいるということで、票が流れる可能性もありました。

しかし理事選挙の結果は、貴乃花親方の得票数2で、一人だけ落選してしまいました。

まとめ

貴乃花親方が理事に落選したので、八角現理事長への対抗馬はいなくなりました。

理事を4名抱える出羽海一門と、理事2名の二所ノ関一門が、高砂一門の八角理事長を支持しているのです。

どう転んでも、八角親方が再選されるのは間違いないと予想されます。

貴乃花親方にとっては残念な結果ですが、せっかく初の双子関取を誕生させたのですから、親方業に頑張ってもらいたいものです。

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